クチキ建築設計事務所
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趣味の車

プライベート 趣味で1983年に製造が終った三菱ジープのワゴンタイプに乗っている、一般の人が知る「パジェロ」の前身。1989年に乗始めた頃、三菱ジープワゴン(30系という)のクラブ設立に参加し今では全国規模のクラブに成った。
とは言ってもせいぜい150名程度ではあるが車種がワゴンタイプであった為か、家族で参加する人が多く、車が朽果ててしまっても付合いが続いている人も多い。ジープワゴンという多目的利用が可能な車なせいかオーナーも多彩な人が多い。天体望遠鏡を人里離れた山頂に設置する為に購入した人、狩猟、スキー、キャンプは勿論、バンドをやっていて6人プラス楽器が運べる、等それぞれの目的があるが一様にボンネットバスの様なほのぼのとした形が好きな人が多い。日本のメーカーが1,119台(J37の場合)しか製造しなかったというのも珍しい。
よく聞かれる事だが「古い車は壊れるのでは?」と言うのはあたらない。 ある時期に部品の寿命が来るが、その寿命がまちまちにやって来るので「よく故障する」と思いがちであるが、消耗部品は決っている。Jeepの場合基本設計は1940年代であるが機構が単純で電気的な制御を行っていない為、長く乗続ける事が可能。  昔の車はエンジン等の部品も汎用品を多用しているので一つの車種消滅しても部品が欠品する事は少ない。 多くの人は新たに付加された機能に翻弄されるが「走って止る」機能は違法行為に至らない限り大差ない。 プライベート
プライベート クラブ仲間に大手商社に在籍しノルウエーに長く住んでいた人がおり、あちらで1942年製のウイリスジープを所有(30年間)していた。現在は都内在住だがもうノルウエーに戻って乗る事もなく、長年手塩に掛けた車だから身近に有ればとの事、譲って貰う事にし2003年の夏一緒にノルウエーに行きキャンプをしながらOSLO←→BERGENをドライブ後コンテナーに積込んだ。車を手に入れる時はカタログデーターでは無く、手に入れる経緯の方を楽しんでいる。 4輪駆動車専門誌の編集長と同じ車を所有している事も有りお付合い頂いている。そちらは1974年製のRANGE ROVERで当時「家作1件」と言われていたそうだが現在その高級車ぶりは見る影もない。
R/Rの新型車が発表された時、自動車雑誌の「新旧対決」の旧代表として出演したが出席した編集者が旧の乗り心地の良さに驚いていた。見た目が私と同じ型のR/Rは25年間作り続けられたが(1970→1995)車の進歩?はこの程度だと感じている。変化したのは「便利そう」に成った電気仕掛の部分だけで、その分使こなす人間の能力が退化して行く様に感じる。
誤動作を起さない様に付けられた安全装置が壊れただけで「車が動かない」というのは悲しい。「フールプルーフ」(馬鹿よけ)という安全装置が人間の対処機能を奪っている様な。イージードライブで誰でも楽に運転出来るのは良い事だけれど「楽」な事に成れるのは早く、それが常識だと思ってしまう。
私の場合五感を働かせて操縦しているので「ドライブ」そのものが楽しく、時には第六感を働かせる必要もあり気が抜けない。1990年頃から部品も個人輸入し自分で交換しているので維持費は安い。
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